048〜1 卵|下野市・小山市の動物病院|二次診療・夜間救急対応のちょう動物病院

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院長の症例紹介

診察症例:セキセイインコ 2歳 メス 卵詰まり 卵塞

主訴は「お腹が膨らんでいて、苦しそう」との事でした。

 

2日前に卵を1つ産卵したとの事で、卵詰まりを疑いレントゲン検査を行いました。

 

image-1-225x300 レントゲン写真

 

レントゲン検査にて腹部に卵を確認しました。

 

卵は少しずつ下に降りてきていましたが、2日間もこの状態で苦しんでいるとの事だったので、腹部を少しずつマッサージを行い開口部まで近づけ、卵の中身をシリンジで吸出し、卵の容量を小さくして取り出しました。

 

今回のような小鳥の卵詰まり(以降は卵塞)はよくある症例の一つです。

卵塞は様々な要因で生じますが、主にストレスや低カルシウム血症、卵の形成異常などが挙げられます。

もしご自宅で卵塞が生じてしまったら、動物病院に行くことが一番ですが、部屋を28度くらいに温めたり、同居鳥がいる場合は別にしたりとストレスを少しでも減らす事も効果的です。

また無理なマッサージは腹部内で卵が割れてしまう恐れがあるので控えましょう。

 

 

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