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院長の症例紹介

手術症例:ボストン・テリア 5カ月 オス 画鋲 誤食

主訴は「画鋲を飲み込んでしまった」との事でした。

 

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レントゲン写真

 

飼い主様が飲み込んだ現場を目撃したことから、来院後すぐにレントゲン撮影を行い、胃内に画鋲の針を確認しました。

針が他の臓器に損傷をしないようにという事で開腹手術にて胃内の異物の摘出をする事を飼い主様にもご承諾頂きました。

 

img_9921 胃切開

 

胃内の消化物が外に出ないように胃を2か所で釣り上げながら手術を進めていきます。

 

img_9922 胃縫合

 

また、縫合も2重に縫合方法を変え、しっかりと縫合していきます。

 

img_9920   摘出物

 

今回は発見後すぐにご来院頂いたので、胃にも損傷は見られませんでした。

 

術後2日で飲水を開始し、3日目には流動食を食べられるようになり嘔吐なども無かったため術後4日目で退院しました。

 

今回のように6カ月以下の幼犬・幼猫の誤飲・誤食はとても多い症例の一つです。

幼い動物たちは好奇心旺盛なのが当たり前です。

新しく家族になった場合やこれからを考えている方は、小さな家族を迎え入れるために安全な生活環境を整える事も一緒に考えてあげて下さい。

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