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院長の症例紹介 2016年09月30日
主訴は「5㎝の針を飲み込んでしまったかもしれない」との事でした。
針に付いている糸で遊んでいる所を見ていた事と急に針と糸が紛失している事から、当院にご連絡を頂きました。
来院時は元気もあり、いつも通りだったためレントゲン撮影から始めました。
レントゲンでも針状の陰影が確認出来たため、緊急開腹手術となりました。
一般的な誤食の場合だと内視鏡の選択をする事も多いですが、今回の症例では4㎏の動物が30㎝ほどの糸が付いたままの5㎝の針を誤食してしまったので、内視鏡で糸付きの針を無理に引っ張ると他の臓器を傷つけたりしてしまうことも考え、開腹手術を選択しました。
胃切開
レントゲンでは糸は見えづらいため、30㎝の縫い糸がどのように体の中に停滞しているのか心配もありましたが、全て胃で確認出来たため、胃切開のみで手術は終了しました。
飼い主様の稟告通り、5㎝の縫い針を摘出しました。
その後は術後3日目より飲水を開始し、嘔吐も無く、術後4日目から少量の流動食を開始し、異常が見られなかった事から術後5日目に退院しました。
退院後も経過良好のため、術後14日目で抜糸を行い、治療を終了しました。
今回の症例のような鋭利物の誤食は、動物の個体差に限らず、放置すれば臓器に刺さる可能性も高く、命の危険もあります。
無理に吐かせる事でも危険な場合がありますので、このような誤食・誤飲はまずはご相談頂きたいと思います。
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