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院長の症例紹介 2016年09月29日
主訴は「お尻から出血して、元気が無い」との事でした。
以前からお尻を気にしていたという稟告もあり、検診後に肛門周囲を確認しました。
左肛門嚢に自潰を確認したため、その周辺を部分的に毛刈りし、壊死組織も確認しました。
そして、排膿もあったため洗浄と抗生剤治療をし、排膿が無くなるまでは、毎日洗浄を行いました。
壊死組織も取れ、開口部も退縮しつつありました。
この時点で、排膿も無くなり、洗浄はせずに、抗生剤と消毒のみで経過を観察しました。
この時点では本人も気にしていないということで、抗生剤内服のみで経過を観察しました。
この時点では出血も無く、開口部もほぼ退縮してましたので、治療を終了しました。
今回のような症例は肛門線からの分泌物が「泥状」で、排便時に一緒に排泄されない動物に多い症例です。
肛門線の分泌物は個体差があり、水状から塊状になってしまうものまで様々です。
排泄されているかを確認する事は難しいですが、肛門嚢炎の場合は肛門周辺が腫れてくるため、むず痒くなりお尻を床に擦りつけるようになる行動が多くなりますので、このような行動が見られた場合は肛門嚢に溜まっているサインかもしれません。
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