診察症例:ポメラニアン 8歳♂ 咬傷 裂傷 ステープル縫合|下野市・小山市の動物病院|二次診療・夜間救急対応のちょう動物病院

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院長の症例紹介

診察症例:ポメラニアン 8歳 オス 咬傷 裂傷 ステープル縫合

主訴は「ついさっき犬に咬まれた」との事でした。

 

今回の症例は咬傷発生後すぐに来院して頂いたので、傷口の色も良く、傷自体も広がらずに済みました。

 

IMG_9161 皮膚の裂傷部分

 

飼い主様の稟告に基づいて診察をさせて頂き、右後肢大腿部の裂傷を確認しました。

咬傷発生後1時間足らずで来院して頂いたので、アブセスにならず、ステープル縫合のみで対応出来ました。

 

IMG_9164 ステープル縫合後

 

このステープルとは医療用のホチキスの事です。

糸の縫合の方が縫合力は増しますが、麻酔が必要になったり、処置に時間がかかります。

その点、ステープルは一瞬で縫合出来るので、動物に負担が少なく、小さな傷の場合はこちらの方法で縫合します。

 

今回もステープル縫合後は、抗生剤内服とエリザベスカラーで対応し、2週間程で完治しました。

 

 

この症例では相手側の予防の有無が分からず、飼い主様はとても心配されていました。

ですが現段階でも何も無く、元気に過ごしています。

 

他の動物と接する可能性が100%無いとは言えない以上、やはり予防は大切だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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