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院長の症例紹介

診察症例:ネコ(Mixed) 11歳 オス 肥大型心筋症 HCM 血栓塞栓症

院長の症例紹介 2016年11月17日

主訴は「歩いている時に急に後ろ足が動かなくなった」との事でした。

 

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来院時

 

夜間来院時には後肢は麻痺で冷たくなっており、本人もパニックのため暴れて開口呼吸状態でした。

 

img_0276-1-300x225 下行大動脈の超音波検査画像

 

後肢に関しては血栓を疑い、麻痺部位の超音波検査を行い、下行大動脈に血栓を疑う所見を確認しました。

また上肢は37℃でしたが、下肢は34.8℃と差があり、この結果から「血栓塞栓症」と診断しました。

 

ですが、その日は呼吸状態が不安定でパニック状態のため検査は無理に行わず、抗凝固剤を投与し、早朝に呼吸状態などを確認してから「血栓塞栓症」の原因を精査する事をご提案しました。

翌日は呼吸状態も昨日よりも安定し、暴れる事も無かったためレントゲンや血液検査などを行いました。

 

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翌日のレントゲン写真

 

レントゲン検査では肺野も白く、症状進行が急な事から塞栓が疑わられました。

 

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胸部超音波検査画像

 

胸部超音波検査では左心房大動脈比(以下:LA/Ao)は2.3と左房拡大が確認されました。

そして心筋の肥大が確認されたことと血液検査でもCPKが2000U/Iと高値であることから、「肥大型心筋症」による「血栓塞栓症」の可能性が高いと診断しました。

 

 

ですが、胸部エコーの最中に呼吸状態が不安定になり、確定診断まで至りませんでしたが、以上の検査結果より「肥大型心筋症」の可能性を強く疑いました。

 

予後が厳しい事を飼い主様にはお伝えし、ご自宅で一緒に生活をする事を希望されたため退院し、2日後に亡くなりました。

 

今回の「肥大型心筋症」とは猫に多い心臓病です。

心臓の筋肉(心筋)が徐々に厚くなり、心臓の収縮機能が低下し、体に酸素や血液が行き渡らなかったり、循環不全により血栓が出来てしまう病気です。

早期に治療出来ればコントロール出来る病気ではありますが、猫は病気を隠す習性があり、検査をしないと分からない事から早期に発見する事が困難な場合もあります。

今回の場合も麻痺が出る数時間前までは元気に過ごしていたという事でした。

血栓が出来てしまうと溶かすことが出来たとしても再発する可能性が高く、予後は決して良くはありません。

また病気の原因も不明なため予防する方法もないからこそ、毎年の検査が重要なのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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