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院長の症例紹介 2016年11月16日
今回の症例は「去勢」です。
7カ月になり飼い主様より去勢のご依頼を受け、手術を行う事となりました。
手術前
ですが、精巣が片側にしか確認できなかったため、「腹腔内陰睾」と診断し、通常の術式と開腹での去勢を行う事になりました。
左側は正常に降りていたので、通常通りの去勢手術を行います。
開腹部はメスの避妊手術と同じ部位からアプローチします。
腹腔内陰睾摘出
今回は骨盤部に入り込んでいたことで、腹腔内で停留していたのではないかと考えました。
上は腹腔内、下が正常なものです。
今回の症例でも腹腔内にあった睾丸は小さく、正常な成長を遂げていなかった事が分かります。
その後は手術翌日には退院し、経過観察としています。
犬の場合は時折ある症例ではありますが、猫は比較的珍しく、私も10年以上獣医師をしていますが、猫の腹腔内陰睾は2例目でした。
本来、睾丸は陰嚢内になければ正しく機能できず、年齢を重ねると腫瘍になるリスクが10倍以上高まります。
遺伝的要因が大きいとはされているため、半年経過しても睾丸が2つ確認できない場合は、将来のためにも手術をお勧めさせて頂きます。
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