診察症例:ネコ(Mixed) 4歳♀ ねずみとりもち 除去 洗体|下野市・小山市の動物病院|二次診療・夜間救急対応のちょう動物病院

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院長の症例紹介

診察症例:ネコ(Mixed) 4歳 メス ねずみとりもち 除去 洗体

主訴は「ねずみとりもちに引っ付いてしまい動けなくなっている」との事でした。

 

ご自宅に仕掛けていた「ネズミとりモチ」に引っかかってしまう症例は当院でも年に2~3件あります。

とりモチに毒性がある場合は緊急を要し、付着部に関しては毛を全部刈ってしまう事も検討しますが、今回は毒性の無いものだったので洗浄で処置を行いました。

 

medical_photo_accb95b6-a854-498c-851a-51e33e31b730 来院時

 

今回の症例は動物病院に来たことが無く、人慣れしていないとの事だったので、鎮静下にて除去を行いました。

腹部と後肢の付着が特に目立ち、両後肢が引っ付いてしまっている状態でした。

 

このような症例は毎年数例あり、最初の頃は試行錯誤で何で除去出来るのか他院の獣医師に聞きながら色々試しました。

年に数例は必ずあることなので、動物の肌の負担を出来るだけ少なくする方法を確立するのに苦労しました。

 

 

medical_photo_2110b1b7-e8ce-4eb4-bb91-358802a525f8 処置前

 

medical_photo_53a6eeef-78d0-4b8c-b458-7072ff5e40e5 処置後

 

当院の方法で、完璧とは言えませんが殆ど取り除けます。

 

今回の症例のように害虫・ネズミなどの駆除剤などに引っかかったり、誤食するケースは少なくありません。

動物と暮らす以上はその事も考えて、駆除剤などの使用をして頂きたいと思います。

 

 

 

 

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