診察症例:ペキニーズ 6歳 オス マダニ付着|下野市・小山市の動物病院|二次診療・夜間救急対応のちょう動物病院

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院長の症例紹介

診察症例:ペキニーズ 6歳 オス マダニ付着

主訴は「首の辺りにダニが付いている」との事でした。

 

 来院時

 

いつ付いたのは不明ですが、来院時首には血液を吸って成長した1cm程のマダニが付着していました。

そのためマダニの駆虫薬を使用しながら、ピンセットでゆっくりと咬傷部から引き離していきました。

 

 マダニ

 

 

マダニ咬傷部

 

その後は咬傷部の消毒を行い、ノミ・マダニ駆除薬を付け治療終了としました。

 

4月から5月にかけてノミやマダニが活発になるシーズンなため、今回のような症例でご来院される方が多数いらっしゃいます。

当院ではマダニが付着している場合は、飼い主様で駆除するのでは無く必ず動物病院への受診をお勧めさせて頂いています。

それはマダニを無理やり手で取り除く事で、マダニの頭だけが残ってしまったり、細い牙が皮膚に食い込んでしまい皮膚病を生じたり、最悪の場合はヒトにも病気が感染する可能性があるからです。

また、犬のマダニ付着を放っておくと血液を吸われ、貧血など重症化する事もあります。

お散歩やドッグランなどお出かけする習慣のある場合は、ご自身の可愛い家族の他にもその場所で遊ぶ他のコのためにも早期の予防をお願いします。

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