手術症例:ハムスター 5カ月 乳頭腫 腫瘤|下野市・小山市の動物病院|二次診療・夜間救急対応のちょう動物病院

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院長の症例紹介

手術症例:ハムスター 5カ月 乳頭腫 腫瘤

主訴は「耳にブロッコリーのような出来物が出来てしまった」との事でした。

 

検診時には元気・食欲もあり、来院時本人も気にしていませんでした。

 

 来院時

 

ですが、2日前より急に耳根部に有形状のポリープが増大したとの事で切除を希望されました。

 

 

切除後と切除部位

 

今回の手術は42gの小さいハムスターのため、麻酔で鎮静して、レーザー照射にて切除を行いました。

切除した腫瘤は5mm程でした。

 

覚醒は順調だったため、切除後3時間で退院し、治療は終了しました。

 

また今回の腫瘤の病理組織検査の結果は「乳頭腫」という良性腫瘍でした。

腫瘍細胞の浸潤性増殖は認められませんでしたが、切除断端部の把握が困難だったため、レーザーで死滅している可能性が考えられますが再発には注意が必要であるとの事でした。

現在は再発はありませんが、この腫瘍はしばしば再発の可能性があるため経過観察中です。

 

 

 

 

 

 

今年度より大学院で循環器の研究をする事になりました。

そのため昨年と比べ症例紹介が週1~2回程度になってしまうと思いますが、専門分野以外の症例でも自分自身の勉強のため出来る限り続けたいと考えています。

また様々な動物達の病気の治療法や手術方法を紹介する事で、ご自宅の動物達がもし同じような病気になってしまった時に少しでも役立てればと考えています。

長い目でお付き合いして頂きたいと思います。

 

 

 

 

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