診察症例:ビーグル 9カ月 オス 誤食 催吐処置|下野市・小山市の動物病院|二次診療・夜間救急対応のちょう動物病院

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院長の症例紹介

診察症例:ビーグル 9カ月 オス 誤食 催吐処置

主訴は「留守中に盗食してしまった」との事でした。

 

盗食内容としてはチョコレートやポップコーンなどがあり、飼い主様も発見後すぐに来院されました。

 

盗食前日に当院に予防のため来院されていましたが、前日と比べると200g程体重が増えていました。

そのためお菓子の摂取量とお菓子以外の内容物の確認のためレントゲン検査を行いました。

 

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2カ月前のレントゲン写真

 

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誤食後のレントゲン写真

 

胃内は隙間が無いほどに膨張しており、お菓子以外に白く陰影しているモノも確認されました。

 

チョコレートも多量に摂取している事から検査後は、すぐに留置確保をして、催吐処置を行いました。

20分程で胃内のほとんどの内容物が確認出来たため、当日は絶飲食とし、点滴や胃腸薬などの投与を行いご自宅に帰宅されました。

嘔吐内容物は190g程確認出来ました。

そのためほとんどは回収出来ましたが、消化されている部分もあるため今後注意が必要な事はお伝えしました。

 

「盗食」は若齢動物に特に多いです。

当院の症例紹介でも度々ご紹介していますが、若い動物だからこそ飼い主様が考えもつかなかった行動をする事は成長の過程である事です。

だからこそ目を離してしまう時にはケージやサークルなどで安全を確保してあげる事が大切です。

 

 

 

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