診察症例:ネコ(雑種) 3カ月 メス マラセチア 脱毛|下野市・小山市の動物病院|二次診療・夜間救急対応のちょう動物病院

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院長の症例紹介

診察症例:ネコ(雑種) 3カ月 メス マラセチア 脱毛

主訴は「耳の脱毛がひどくなった」との事でした。

 

img_0403 来院時

 

来院時は両耳に発赤があり、本人も気にしているようでした。

顕微鏡検査では皮膚に「マラセチア」が検出され、これが原因で痒みがあったため脱毛している可能性が高い事をお伝えしました。

ですが、まだ3カ月だったため内服は難しいというお話を頂き、今回は塗布薬にて治療を開始しました。

 

img_0406 2週間後

 

塗布薬という事もあり、飼い主様にも管理がしやすかったという事から、2週間ほどで痒みは無くなり発毛してきました。

 

img_0407 1か月後

 

耳の発毛が順調だった事と飼い主様が遠方というご事情もあり、治療終了とし、経過観察としました。

2カ月後の経過観察時にも再発はありませんでした。

 

今回は「マラセチア」が原因の皮膚症例でした。

主にマラセチアは耳垢などから検出される事が多いですが、耳の痒みから足で搔いてしまい、その他の部分にも皮膚炎が拡大する場合もあります。

今回は早期にご来院頂いたので、早期に改善したのだと考えています。

 

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