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院長の症例紹介 2016年11月23日
主訴は「歯が痛そうで、ドライフードが食べにくい」との事でした。
他院では全抜歯を提案されたという程の重度の歯周病でしたが、飼い主様は全抜歯を悩んでいるという事でセカンドオピニオンとして当院を受診されました。
来院時、脱水もあったため脱水の改善と内服治療で2週間経過観察としました。
その後内服が終了した後は、歯の痛みが再発しまた食事が困難になったため、飼い主様が歯科処置を希望されました。
歯周病が原因で歯茎は全体的に赤く腫れており、出血もありました。
また舌の裏側には炎症が影響して浮腫が生じていました。
飼い主様のご希望もあり全抜歯は行わずに、常に本人も気にして、動揺が重度の207と206の2本の抜歯を行いました。
手術中には血圧低下や不整脈が見られたため薬剤投与を行い経過を観察し、手術を終了としました。
処置後は内服に切り替え1週間治療し、治療終了としました。
今回の「重度の歯周病」の場合、全抜歯を行えば痛みもかなり少なくなったかもしれません。
ですが、歯が全て無くなる事への飼い主様の不安感もあったため、今回は特に動揺や歯周病が重度であった部位のみの抜歯に留まりました。
今後、痛みの再発が生じるとも考えられますが、現在も経過観察中です。
「重度の歯周病」はやはり高齢動物に多いです。
ですが、高齢の場合は麻酔のリスクもあるため、ご希望により歯科処置をしないケースもあります。
また重度の場合は1回の歯科処置で完治しない事もあり、その後内服治療をし続けている方もいらっしゃいます。
だからこそ若齢期のデンタルケアの重要性を是非考えて頂きたいと思います。
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