診察症例:ネコ(Mixed) 9歳 オス 狼爪 巻き爪|下野市・小山市の動物病院|二次診療・夜間救急対応のちょう動物病院

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院長の症例紹介

診察症例:ネコ(Mixed) 9歳 オス 狼爪 巻き爪

主訴は「左前肢の親指の爪が皮膚に食い込んでいる」との事でした。

 

img_9436 来院時

 

来院時、狼爪が肉球に刺さっていて出血していました。

 

処置は爪切り後に消毒と血液を吸収するガーゼで固定をして、抗生剤で経過を見て頂きました。

その後は経過も良く、治療は終了しました。

 

狼爪とは基本は前肢の内側に一対あるものですが、山岳を歩く様なグレート・ピレニーズは後肢に2本の狼爪を持っています。

中型犬でも後肢に狼爪が時折見られます。

現代の生活では散歩でも舗装された道を歩くため、狼爪を使って歩くことはあまりありません。

そのため他の爪は歩いて短くなり、狼爪だけが伸び続けてしまい、このように肉球に刺さってしまう現象が生じる事があるんです。

また狼爪は普段は隠れているため、爪切りを見落としがちな部分でもあります。

 

当院でも爪が伸びすぎて折れてしまったり、肉球に刺さってしまったり、そのような症状でご来院される方は多くいらっしゃいます。

個人差はありますが、爪は1ヶ月程度に1回は必ずチェックをして、ケアをしていく事が大切だと思います。

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