診察症例:ネコ(Mixed) 10歳 メス 全身毛刈り|下野市・小山市の動物病院|二次診療・夜間救急対応のちょう動物病院

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院長の症例紹介

診察症例:ネコ(Mixed) 10歳 メス 全身毛刈り

主訴は「全身が毛玉になってしまっている」との事でした。

 

このような毛玉でのご相談はとても多いです。

特に長毛種の動物は毛玉が出来やすい事は知られていますが、一つ毛玉が出来て時間が経過すると大きく固くなり、行動を制限されてしまう場合もあります。

ですが、この悩みを持つ飼い主様の多くは「トリミングで断られてしまった」「家でブラッシングをすると怒る」などで日々のケアをしたくても、動物の機嫌などでしてあげられない場合が多いです。

 

当院ではトリマーによるネコのとトリミングも水曜日に行っていますが、今回は治療の一貫で当院で行っている鎮静下での全身毛刈りをご紹介致します。

 

img_9313 毛刈り前

 

この症例の場合も腹部や胸部に大きな毛玉が出来てしまい、飼い主様より依頼されました。

麻酔を安全にかけられるかどうか血液検査など詳しい検査を行い、麻酔中はモニター管理をしながら施行します。

また、当院ではハサミは使用せずにバリカンで全ての毛刈りを行います。

 

img_9314 毛刈り後

 

このような全身毛刈りの場合は毛玉を分解しながら行うため、所要時間は1時間程度です。

また長期間毛玉が付いたままだと、その部分に皮膚炎を発症している事も多いです。

その場合は皮膚の検査後に内服も処方させて頂いています。

 

皮膚を清潔に保つためのシャンプーやブラッシングは必要ですが、多くのネコは苦手な事が多いです。

また無理に行うと飼い主様がケガをする事もありますし、動物にもストレスがかかり、益々苦手になってしまいます。

今回の様な症状で悩みをお持ちの方は一度ご相談下さい。

 

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