診察症例:ロップイヤー 2歳 オス 脱毛 ツメダニ|下野市・小山市の動物病院|二次診療・夜間救急対応のちょう動物病院

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院長の症例紹介

診察症例:ロップイヤー 2歳 オス 脱毛 ツメダニ ウサギツメダニ症

主訴は「背中を痒がっている」との事でした。

 

 

 

背中には1cm程の脱毛が点在しており、背中の中心部には大きな脱毛がありました。

ウッド灯では異常は無く、真菌は確認できませんでした。

 

そのため顕微鏡検査を行いました。

 

 染色検査

 

染色検査では角質のみで、菌などは検出されませんでした。

 

 抜毛検査

 

抜毛検査で「ツメダニ」が確認されたため、寄生による脱毛である事が判明しました。

 

そのため駆虫薬としてレボリューションを使用し、経過良好のため治療終了としました。

 

今回の「ツメダニ症」はウサギに多い症状です。

ツメダニと聞いて爪に寄生すると考えられる方もいらっしゃいますが、グルーミングが困難な肩甲骨あたりに症状が出る事も多いです。

また高齢だったり、抵抗力が弱まった場合に発症し、ヒトも刺す事があります。

痂疲や脱毛がある場合は動物病院への受診をお勧めします。

 

 

 

 

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