下野市・小山市の動物病院|二次診療・夜間救急対応のちょう動物病院の循環器科

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    【院内受付時間】8:30~11:30/15:30~18:30
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循環器科

循環器科について

当院では先天性・後天性の心臓病、血管疾患、高血圧などの循環器疾患に力を入れています。動物の寿命が獣医療の発展に伴い長寿化してきて、循環器疾患もそれに伴い増加しています。犬では第二位の死亡原因ともいわれ、キャバリアやトイプードル、マルチーズ、チワワ、ポメラニアンなどの犬種、アメリカンショートヘアー、ラグドール、メインクーンなどの猫種が好発品種といわれています。

当院にも心臓を患っている動物達に多くご来院頂き、日々治療や検査にあたっています。初期症状が無いことも多いですが、一度悪くなると元通りに良くなることは無いのが心臓病です。
動物に多く認められる心疾患の多くは進行性ですが、適切な評価・治療をすれば進行するスピードをコントロールすることも出来て、ご家族と元気に一緒に過ごせる時間を増やすことが出来ます。

内服はしているけど定期的な検査を受けていないという場合やセカンドオピニオンも承っておりますので、まずはお気軽にご相談下さい。

このような症状は心臓病のサインかも!?

このような症状がある場合は、心機能検査をおすすめします。

  • 咳をする
  • ふらつく
  • 散歩などですぐ疲れたり、帰りたがる
  • 失神する
  • 呼吸があらくなる
  • お腹が張ってきた

心機能検査

検査は解析の時間を要するため、完全予約制です。

  1. Step01身体検査

    まずは現在の生活の様子を聞かせて頂き、視診、触診、聴診を行います。緊張でも検査結果に影響が出てくることがあるので、お預かりして落ち着いてから検査を行います。

  2. Step02血圧測定

    高血圧・低血圧のどちらでも心臓に負担はかかります。心臓薬は血圧に作用する事も多いので、定期的な検査は欠かせません。

  3. Step03心電図検査

    不整脈など心臓の現在の動きを把握できます。

  4. Step04血液測定

    全身状態の把握や心臓薬による副作用が生じていないかなどを評価します。心臓への負担の程度を評価する血液検査項目、心臓バイオマーカーの評価も行っております。

    ※追加料金で重症度を示すNT-proBNPやANPも測定可能です。

  5. Step05レントゲン検査

    心臓の陰影(大きさ・形)、肺や気管、胸水の有無などを評価できます。

  6. Step06心臓超音波検査

    負担の少ない検査で、心臓の内腔や弁膜の構造、動き、異常な血流、血流の方向や速さなどを計測し診断や治療効果の判定を行います。

  7. Step07検査結果

    当院では行った検査全てを「循環器診断報告書」として飼い主様にお渡ししています。

    心臓病は一生付き合っていかなければなりません。心臓病をより多く理解して頂き、検査結果を持ち帰り、ご家族の皆様で話し合ったり、動物の生活スタイルや食事の改善・毎日の内服を協力する事でほとんどの心臓病は進行スピードのコントロールが可能と言われています。

心臓病の治療

内科的治療

拡張型心筋症や加齢性の弁膜症は年齢や安全性も考慮して、心臓の負担を減少させる食事療法や薬剤治療が一般的です。内科的治療には病気の症状を和らげたり、進行を遅らせ、より快適に過ごせるお手伝いをする事を目的としています。降圧剤、利尿剤、強心剤、気管支拡張薬などを使用し、病気の種類や状態によりお薬の種類や量を調整していきます。

外科的治療

動脈管開存症や心室中隔欠損症などの生まれつきの心疾患や僧房弁閉鎖不全症などの後天性心疾患で適応となります。院内では主に検査や内服などの内科治療をメインで行っていますが、外科手術を望まれる場合は所属している心臓病研究会の先生方をご紹介させて頂きます。院長も手術に立ち会い、術後は当院で治療をさせて頂きますのでご安心下さい。

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