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院長の症例紹介

手術症例:ウサギ(雑種) 1歳 メス 避妊手術

院長の症例紹介 2017年01月30日

今回は当院にいるウサギが避妊適齢期になり、避妊手術を行いましたので紹介させて頂きます。

 

 皮膚切開

 

ウサギの手術の場合、犬・猫と比べて圧倒的に皮膚が薄いため、必ず皮膚を持ち上げながら切開を行います。

 

 

子宮部

 

子宮の間膜に脂肪が付着しており、血管が走行しているので半導体レーザーで処理を行います。

 

 卵巣部

 

犬・猫よりも尿道が子宮頸部の近くに開口しているので、子宮頸部の分岐部付近で切除を行います。

 

 

縫合後

 

当院では縫合はウサギの場合は基本抜糸不要の埋没法で行っています。

そのため手術後は抗生剤と胃腸薬の内服をして頂き、内服終了後に一度縫合部の経過のため来院して頂き問題が無ければ治療は終了となります。

 

今回は当院のウサギの避妊手術について紹介させて頂きました。

何故、今回このような内容を紹介させて頂いたかと言うと、当院では「ウサギにも避妊や去勢は必要ですか?」とお問い合わせが多々あります。

昔よりもウサギを家族として迎えるご家庭が多くなり、動物病院への来院数も年々増加し、病気も多様化しています。

その結果、ウサギについての様々な病気についての統計も発表され、犬や猫が未避妊の場合とウサギが未避妊の場合だと乳腺腫瘍や卵巣腫瘍の発生率がウサギの方が上回るデータもあります。

またその他のメリットとしては、ご家族の多くが悩まされているスプレー行為や攻撃性などの問題行動を軽減できる可能性があるという事です。

確かに麻酔のリスクなどもありますが、1歳未満で手術を行えば麻酔のリスクも下がりますし、今後の病気の予防なども考慮するとメリットが多いのではと思いますので、是非ご検討下さい。

 

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