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院長の症例紹介

手術症例:ネコ(Mixed) 13歳 オス 歯周病 歯科処置 抜歯

院長の症例紹介 2016年10月12日

主訴は「歯が痛そうで食事が食べられない」との事でした。

 

飼い主様は年齢の事も考え、内科的治療をご希望され2週間は抗生剤などの薬剤投与で経過を見ていましたが、その後右下顎の蓄膿が進行し、内服だけでは食欲改善に繋がらないため歯科処置を希望されました。

 

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来院時

 

高齢ではありましたが、手術前検査に脱水以外には異常は見られなかったため抜歯などを含めた歯科処置を行いました。

 

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歯科処置後

 

歯周病が重度だったため、歯の動揺もひどく、計7本の抜歯を行いました。

また右臼歯歯根にポケットがあり、蓄膿していました。

 

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蓄膿ポケット深さの比較

 

ポケット部分には2mlほど蓄膿しており、瘻孔も形成していました。

今回の症状の様になると、歯科処置をしたから翌日から元通りに食事が出来るまでに回復することは難しく、処置後は抗生剤を内服しながら、瘻孔の経過を観察し消毒や処置を行うために来院をして頂きました。

その後1ヶ月程で瘻孔は消失し、食事を通常通りに食べられるようになりました。

 

今回のような重度の歯周病の場合は、すぐに回復する事は難しく、長く経過を診なければならない場合もあります。

また食事を摂れていない期間が長ければ、命にも関わってくる問題です。

歯科処置をしたからすぐ治ると考える方もいらっしゃいますが、食事を食べられなくなるほどの痛みがあると言うことは、重度である事がほとんどです。

食事が食べられなくなる前には、口臭が臭ったり、歯茎から出血があったりと重度になる前のサインを見つけたら動物病院に受診する事をお勧めします。

 

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