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院長の症例紹介

診察症例:モルモット 3歳 オス 細菌性皮膚炎 足底皮膚炎

院長の症例紹介 2017年05月05日

主訴は「2日前から足が腫れて、脱毛している」との事でした。

 

 来院時

 

来院時は前肢手根部のパッド(肉球部分)に血痂疲と腫れを確認しました。

また後肢にも皮膚の発赤が生じていました。

 

そのため前肢手根部の腫れの原因追及のため顕微鏡検査をご提案しました。

 

 顕微鏡画像

 

検査の結果、ブドウ球菌が多く確認されたため「細菌性皮膚炎」と診断しました。

 

今回の症例の主な原因としては「飼育環境」が大きく影響していると考えられました。

ハムスターやモルモットなどのエキゾチック動物は決められた空間で主に生活をし、排泄や食事が全て同じ場所で行われているため、部屋の清掃が不十分な場合に今回の様な症状は発症しやすくなります。

今回の場合は患畜自身が内服困難だったため、内服の処方はせずに不定期だった生活環境の清掃を必ず1日1回して頂くようにお話ししました。

その後は腫れも縮小し、経過良好なため治療終了としました。

 

犬や猫と違いハムスターやモルモットなどの足底は私たちが考えているほど強いものではありません。

そのため肥満やストレスからも足底の皮膚症状は出てくることもあります。

小さな動物達のストレスを少しでも減らすためにも食事や部屋の管理はとても重要な事です。

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