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院長の症例紹介

手術症例:ポメラニアン 8か月 メス 乳歯遺残 乳歯抜歯

院長の症例紹介 2017年03月20日

今回は避妊手術適齢期になり乳歯遺残を確認したため、避妊手術と同時に乳歯抜歯を行った症例をご紹介します。

 

小型犬での乳歯遺残は比較的よくある事ですが、歯垢が付きやすかったり、歯肉炎になったりと残していてもメリットはありません。

将来のために当院では避妊・去勢手術時に一緒に抜歯をする事を皆様にお勧めしています。

 

 

抜歯前(左側と正中)

 

黄色い丸部分は比較的遺残している事が多い「犬歯」です。

根が深いため小型犬では両サイドの犬歯が遺残する事が多く、当院でもよく抜歯を行っています。

 

青色丸部分が遺残している事は犬歯よりも多くは無いですが、成犬でも1~2㎏台の小型犬に関しては多く遺残しています。

今回は上下共に二枚歯になっており、上顎に関しては永久歯が乳歯を外側に押し出している状態でした。

 

 

抜歯後(左側と正中)

 

17本の乳歯抜歯を行い、手術は終了しました。

避妊手術も行ったため翌日退院し、経過観察の際も咬合は良好でした。

 

当院では、残ってしまった乳歯の影響で歯石付着や歯肉炎になってしまい中高齢になってから歯科処置を希望する方も多数いらっしゃいます。

ですが、中高齢での麻酔にはリスクもある事から、歯を健康に保つ予防のためにも若い時に乳歯抜歯をする事は大切だと考えています。

避妊・去勢の適齢期の際にはそういった事にもご理解頂きたいと思います。

 

 

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