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院長の症例紹介

手術症例:イヌ(雑種) 1歳 メス 紐状異物 腸閉塞 バリウム検査 腸管内異物摘出術

院長の症例紹介 2017年03月01日

主訴は「朝から何度も吐いたり、下痢をしている」との事でした。

 

昨日までは食欲・元気もありいつも通りだったとの事でしたが、来院時の健診では腹部緊張がありました。

便検査では細菌バランスなど異常はありませんでしたが、血液検査にてLIPが1000U/Iを超えており、急性的な膵臓疾患を疑い薬剤投与などの治療をご提案し、2日後の再来院をお願いしました。

 

その2日後に来院された時に飼い主様より「嘔吐物や排泄物の中に細かくなった毛布らしきモノが出てきている」とのお話から、レントゲンや超音波検査で精査しました。

 

 初診から2日目のレントゲン写真

 

嘔吐で食事は摂れていませんでしたが、胃内には食渣を確認したため、飼い主様のお話も踏まえて胃内異物の可能性を指摘し、まずは身体に負担の少ないバリウム検査のご提案をしました。

 

  

 

 

 

 バリウム検査

 

バリウム検査では時間ごとに計16枚撮影し、バリウムの流れを確認していきます。

今回は紐状異物の特徴でもあるアコーディオン陰影を確認したため胃から十二指腸内の異物を疑い、飼い主様には緊急手術に同意して頂きました。

 

 

腸管閉塞部

 

バリウム停滞部を確認すると、アコーディオンの様に手繰り寄せられ、湾曲していました。

 

 

 

閉塞部を切開すると、多量の紐状異物を摘出出来ました。

 

 

 

 摘出部縫合

 

今回は大型犬だったため、閉塞範囲や異物量も多かったため胃・十二指腸・空腸部を合わせて6か所から摘出を行いました。

 

麻酔覚醒はスムーズで術後2日目までは点滴などで薬剤投与を行い、術後3日目で飲水を開始し、術後4日目より流動食を開始し嘔吐が無かった事から退院しました。

飼い主様に今回の摘出物を確認して頂いたところ、「先日から動物自身が寝ていた毛布が無くなっていた」とのお話を頂戴しました。

 

退院より1週間後には抜糸行い、血液検査も正常値だったため全ての治療を終了しました。

今回は嘔吐が始まってからの飼い主様の対応も早く、腸穿孔や壊死も無く回復も早かったのではないかと考えています。

 

今回はいつも寝ていた毛布が原因で生じた症例で、私自身も驚きました。

ですが動物は時にヒトの予想以上の行動を起こすこともあります。

留守中は特にこういった事故が生じやすいので、危険物が無いか確認してから外出して頂きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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