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院長の症例紹介

手術症例:トイ・プードル 9歳 メス 腺筋症 子宮内膜嚢胞状過形成

院長の症例紹介 2016年12月26日

主訴は「陰部から透明なおりものの様な液体が出ている」との事でした。

 

年齢も9歳という事から「子宮蓄膿症」を疑いましたが、超音波検査では子宮蓄膿症は確認出来ませんでした。

ですが、血液検査ではCRPのみが5.5mg/dlと高値を示したことが気になり、子宮内膜炎を疑い1週間の抗生剤の処方にて経過を観察しました。

 

そして1週間経過し受診された時にはCRPは下がり、超音波検査でも子宮蓄膿症は確認できなかったため、抗生剤は休薬し、今後避妊手術もご検討頂くようにお話をし、1か月後に経過観察のため再受診をお願いしました。

 

1カ月ほど経過し、再度受診された時には「おりものが白く濁りだした」との稟告があり、おりものから菌は検出されませんでしたが、飼い主様の希望もあり避妊手術のお話を進めさせて頂きました。

手術前の血液検査でもCRPのみ高値を示していました。

 

 子宮切除前

 

子宮は通常滑らかな筒の様なイメージですが、今回は全体的に凸凹と粒状構造で肥厚していました。

 

 切除後

 

切除後は子宮を病理組織検査に提出し、歯科処置後、手術を終了としました。

覚醒もスムーズだったため翌日には退院し、10日後には抜糸を行いました。

術後10日目の血液検査ではCRPは2.7mg/dlにまで下がり、本人も通常通りの生活に戻っていますが、CRPが若干まだ高いため定期的な経過観察が必要だと考えています。

 

今回の病理組織検査の結果は「腺筋症を伴う子宮内膜嚢胞状過形成」でした。

発情に伴い分泌される黄体ホルモンの関与が大きく、年齢の事も考慮すると、何度も発情を繰り返したことで子宮が肥厚し過形成を起こしたと診断しました。

この状態の子宮は細菌増殖などを発展させ、子宮蓄膿症になる可能性が高かったため、今回の症状は子宮蓄膿症か子宮水腫の移行期の可能性が高いと考えています。

今回の症例では、避妊手術を行い今後子宮蓄膿症などになる可能性はありませんが、血液検査などを行い炎症性の経過観察が必要とお伝えしました。

 

 

 

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