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院長の症例紹介

手術症例:シーズー 14歳 腎不全 鼠経ヘルニア 腸閉塞

院長の症例紹介 2016年12月22日

主訴は「お腹が腫れて、食べても嘔吐を繰り返す」との事でした。

 

 来院時

 

腹部の腫れの原因は左側の鼠経ヘルニアでした。

「嘔吐を繰り返す」との稟告より腸閉塞を疑い検査を行いました。

 

 超音波検査画像

 

ヘルニア部の超音波検査ではヘルニア内に腸が入り込んでいるのを確認しました。

実際、飼い主様からも「最近は排便しているところを見ていない気がする」との事から腸閉塞と診断しました。

 

 血液検査結果

 

「腸閉塞」の診断から当日緊急手術を行いたい気持ちがありましたが、来院時の血液検査では「重度の腎不全」も確認され、これも嘔吐症状に関与していたと考えられます。

 

そのため緊急手術を行っても命の危険性があるため、数日間点滴入院にて重度の腎不全と脱水を改善させてから手術をするご提案をしました。

今まで動物病院の受診歴が無かったため腎不全がいつからあったのかは不明でしたが、2日間の点滴治療と絶食でCRE、カルシウム、リンは低下したため、飼い主様より再度手術を依頼されました。

 

 ヘルニア処置前

 

ヘルニア孔は予想より大きく、腸以外にも脾臓までも入り込んでいました。

 

 ヘルニア処置後

 

また手術中は血圧低下や心室性期外収縮や徐脈なども発現し、その都度対処を行い、予想時間よりも長い手術となりましたが、無事に麻酔から覚醒する事が出来ました。

 

術後2日目より血混じりではありましたが排便があり、飼い主様との面会時にも表情は良さそうでしたが、術後4日目より血圧低下や腎不全からくる「腎性貧血」の進行などもあり点滴や投薬を続けていましたが、術後5日目から不整脈も発現し、翌日亡くなりました。

 

 

今回の「鼠経ヘルニア」は今まで何度かご紹介した症例でも、腸閉塞を併発した重度の症例です。

私も腎不全の治療か腸閉塞の手術かの選択にはとても悩みました。

ですが飼い主様より「家で苦しそうな状態をずっと見てはいられない」とのお話から、点滴入院にて手術をさせて頂きました。

私の力及ばず助ける事が出来ませんでしたが、最後の飼い主様から優しいお言葉に励まされました。

今後の治療などにも、この経験を活かしたいと思います。

 

 

 

 

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