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院長の症例紹介

診察症例:マンチカン 3カ月 オス 頻脈性不整脈 上室性不整脈

院長の症例紹介 2016年12月09日

主訴は「同居猫と遊んでいる最中に呼吸が苦しそうになった」との事でした。

 

夜間診療で受診され、来院時には努力性呼吸だったため酸素室にて管理し、呼吸状態が改善してから精査することになりました。

 

酸素室管理2日目には呼吸状態が安定したため、レントゲンや心電図などを検査しました。

以前、他院より「漏斗胸」を疑う所見があるとの事で経過観察をしていた事から、私も始めは「漏斗胸」を疑い、レントゲン検査を行いました。

ですが、レントゲン写真には呼吸状態を悪化させる程の明らかな「漏斗胸」は確認出来ず、肺にも異常が無かったため、心臓疾患での呼吸状態の悪化を疑い、心電図検査を行いました。

 

 心電図波形(初診時)

 

心拍数は安静時で292bpm、少しの興奮で350bpm以上になるため「頻脈性不整脈」と診断しました。

 

「頻脈性不整脈」には大きく分けたら「上室性不整脈」と「心室性不整脈」の2種類があります。

心臓は主に4つの部屋がありますが、上の部分で問題があれば上室性、下の部分に問題があれば心室性となります。

今回は心電図波形から「上室性不整脈」と診断しました。

安静時でも頻脈状態で、少し興奮するとさらに心拍数は上昇し、心臓が体に送る血液量が低下してしまったために呼吸困難に陥ってしまったのではないかと考えました。

 

今後も同じような呼吸困難に陥る可能性は高いため、まずは心拍数のコントロールのための内服治療をご提案しました。

まだ3カ月で800gほどだったので、まずは心拍数をコントロールして循環動態を安定させることを第一の目的とし、成長と共に経過を観察しました。

 

 内服1週間目

 

心拍数は安静時で260bpmでした。

ですが、ご自宅にて努力性呼吸が2回程ありました。

 

 内服2週間目

 

来院途中で努力性呼吸になりましたが、心拍数は250bpmと前回より減少していました。

2週間目より心臓薬などを併用し、治療を1カ月経過観察しました。

 

 内服6週間目

 

6週間目にはご自宅にて遊んでいても努力性呼吸は無くなり、心拍数も190bpmまで減少しました。

その後は経過観察としています。

 

今回は頻脈により循環動態が悪くなり呼吸状態悪化を招いた症例でした。

3カ月で体も小さい事から薬容量や呼吸管理には特に気を使いました。

現在は内服も休薬し、経過は良好です。

 

 

 

 

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