手術症例:犬(Mixed) 11歳 メス 腫瘍切除 繊維肉腫|下野市・小山市の動物病院|二次診療・夜間救急対応のちょう動物病院

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院長の症例紹介

手術症例:犬(Mixed) 11歳 メス 腫瘍切除 繊維肉腫

主訴は「半年前から右後ろ足のデキモノが大きくなってきた」との事でした。

 

本人が気にして舐めているため、来院時には自潰しており、飼い主様も手術を希望されたため腫瘍切除を行いました。

11歳という高齢ではありましたが、手術前検査でも自潰のため白血球は若干高値を示していましたが、その他大きな異常は見られませんでした。

 

img_9879 切除前

 

腫瘤はΦ60×70×50mmと大きいモノでした。

 

img_9880 切除後

 

ですが、腫瘤と皮下の境界は明瞭だったためスムーズに切除を行うことが可能でした。

 

img_9881 縫合後

 

縫合に関しては腫瘤の大きさから皮膚の切除面積も大きくなりましたが、生活していく上でテンションがあまりかからない部位だった事もあり、術後の抜糸まで予定通りに行うことが出来ました。

 

その後の病理組織検査結果では「線維肉腫」という悪性腫瘍でした。

自潰の影響で細菌感染や壊死巣も認められました。

異型な細胞の増殖も見られましたが、腫瘍と皮下の境界が明瞭だったため全て切除が出来ました。

その後は1年に1度の再発の確認には必ずご来院頂き、現在も経過を観察しています。

 

 

 

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