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院長の症例紹介

診察症例:ウェルシュ・コーギー 11歳 オス 誤食 応急処置 催吐処置

院長の症例紹介 2016年10月24日

主訴は「夜にスルメイカを1枚食べてしまった」との事でした。

 

稟告を聞いたときは細い紐状のスルメイカを考えていましたが、腹部がひどく膨れ上がっていたため詳しくお話を聞くと、イカを丸干ししたモノを誤食したとの事でした。

 

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レントゲン写真

 

来院時は誤食から2時間経過していたため、スルメイカは胃の中では膨張し、呼吸状態も悪化していました。

 

レントゲン撮影後はすぐに薬剤投与による1回目の催吐処置を行いましたが、消化も始まっているためあまり嘔吐を誘発させる事は出来ませんでした。

その後、2回目の薬剤投与にて7割ほど回収でき、呼吸状態も安定したため、当院での処置は終了し、翌日かかりつけ医での診療を希望されました。

 

誤食はよくあるトラブルの一つです。

特に夜にヒトが食べているようなおつまみなどの食べ物は味も濃く、匂いも強いため、好奇心の強い動物は食べてしまうケースはとても多いです。

こういった誤食で催吐処置を行ったとしてもそれで終わりではなく、その後は下痢や嘔吐などの胃腸炎症状や膵炎などにも注意が必要です。

また、犬が食べていはいけないチョコレート、ブドウ、キシリトールなどの食べ物の場合は命に関わります。

このようなトラブルに気づいたら、すぐ動物病院に受診することをお勧めします。

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