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院長の症例紹介

診察症例:ネコ(Mixed) 3歳 メス 胸水 猫白血病 縦隔型リンパ腫

院長の症例紹介 2016年10月10日

主訴は「1週間前から体調が悪かったが、今日の夜に急に呼吸が苦しそうになった」との事でした。

 

夜間来院時には努力性の呼吸だったため、胸部のエコーで至急確認すると胸水が溜まっていました。

また心臓付近に腫瘍のようなモノを確認しました。

 

img_9601 来院時の胸部エコー画像

 

まず始めの処置としては胸水を抜いて呼吸を安定させる処置として、胸水抜去を行いました。

 

156201 抜去された胸水

 

胸水は30mlほど抜け、抜去した胸水の原因を探るため、顕微鏡検査を行いました。

 

顕微鏡検査では大小不同のリンパ球が多く存在し、「縦隔型リンパ腫」の可能性が高い事を飼い主様にお伝えしました。

 

img_9600 胸水抜去後の胸部エコー画像

 

呼吸が安定した事と抜去針が心臓に近いため安全性を考え胸水抜去は一旦止め、薬剤投与を行い状態が落ち着いた事を確認し、翌日精査を行うために再来院をお願いしました。

翌日に再来院をお願いしたのは、胸水がどのくらいの速度で溜まるかや薬剤投与の反応を確認し、血液検査などで精査をするためでした。

 

翌日は呼吸状態は安定していましたが、やはり胸水は溜まっていました。

血液検査では白血球の減少や貧血があったことから、ウイルスチェックを行いました。

ウイルスチェックでは主に猫エイズや猫白血病の感染が分かります。

 

img_9618 ウイルスチェック

 

結果は猫白血病が「陽性」でした。

キャリアであった猫白血病ウイルスが何らかで発症し、貧血や縦隔型リンパ腫からの胸水が発生したと診断しました。

 

今回の症例の場合、根治は困難なため対処療法で今後のケアをしていくことを飼い主様にはお話しさせて頂き、現在経過を診ています。

 

「猫白血病」や「猫エイズ」は唾液や尿や便などを感染源とし、外で生活している猫はワクチンも未接種なため、様々な猫と接し感染するリスクがあります。

外で生活していた全ての猫が感染している訳でも無いですし、キャリアであっても発症せずに一生を終える場合もあります。

ですが、外で生活していた猫を家族に迎える際はこのような検査を行い、「陽性」の場合は今後発症した場合の心構えや感染を拡大させないための生活スタイルを築いてあげることが大切なのではと思います。

 

 

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