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院長の症例紹介

診察症例:ネコ(Mixed) 9歳 オス 脱毛 発赤

院長の症例紹介 2016年09月28日

主訴は「1週間前から右眼だけ脱毛し、右顎あたりが痛そう」との事でした。

 

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来院時

 

眼に関しては流涙はありましたが、羞明や傷などもありませんでした。

また口唇はびらん状になり、眼との関連性の事も考え、顕微鏡検査を行いました。

 

顕微鏡検査の結果から眼からは「好中球」、口唇からは「ブドウ球菌」が通常よりも多く検出されました。

簡単に言ってしまうと、好中球は体の傷を治したり、感染から守ってくれるものなので、好中球が増えているというのは傷や感染が考えられます。

また以前もお話した「ブドウ球菌」は常在菌ですが、免疫力が下がったりすると増殖する事もあるので、今回は「細菌性」との診断をし、抗生剤の内服と点眼で経過観察としました。

 

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1週間後

 

眼の周辺の発赤は消え発毛していましたし、口唇も改善していたので治療は終了しました。

この症例に関して言えばですが、始めはアレルギーも疑いましたが、9歳で始めて症状が出たと言う事と右側にしか症状が無い事、外には出ないという飼い主様の稟告から「細菌性」と判断し治療をしました。

今後同じ様な症状を繰り返す場合は、アレルギーなども疑い、もう一歩踏み込んだ検査を行いたいと思います。

 

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