診察症例:グレート・ピレニーズ 12歳 オス 心嚢水貯留 徐脈 血管肉腫|下野市・小山市の動物病院|二次診療・夜間救急対応のちょう動物病院

栃木県下野市の動物病院なら、ちょう動物病院

まずはお気軽にお問合わせください。

0285388309

9:00~12:00・16:00~19:00
木曜・日曜午後・祝日休診

飼い主様と話し合いながら一緒に決めていく治療

images

院長の症例紹介

診察症例:グレート・ピレニーズ 12歳 オス 心嚢水貯留 心タンポナーデ 心臓腫瘍 

院長の症例紹介 2016年09月27日

主訴は「泡を吹いて、急に倒れた」との事でした。

 

虚脱状態で来院しましたが、飼い主様の呼びかけには反応するので、聴診を行うと不整脈(脈の乱れ)と徐脈が顕著でした。

そのため心電図測定を緊急的に施行しました。

 

img_9492 img_9493

心電図波形

 

この時点で心拍数が60台だったため、原因を追求するためにレントゲンと胸部エコー検査を行いました。

 

img_9472 レントゲン画像

 

通常の心臓よりも明らかに心拡大がありますが、この時点では疾患を断定する事は出来ませんので、お時間を頂きエコー検査で精査しました。

 

img_9489 胸部エコー画像

 

エコーでは、心臓付近に液体が貯留しており、この液体が原因で心臓の拡張が出来ずにショックを起こす「心タンポナーデ」と診断しました。

また心臓部分に腫瘤病変を確認し、これも何らかの影響を与えていると考えました。

 

第一選択として、まずは心臓の拡張をしやすくするために心嚢水抜去を行い、250mlの心嚢水が抜けました。

 

img_9491 心嚢水抜去後

 

この時点で動きが活発化したため、安全のため抜去は中止し、半日ほどお預かりし、経過観察しました。

 

抜去後に再度エコー検査を行い、腫瘤が3㎝ほどの大きさである事と予後不良の可能性は高い事も飼い主様にお伝えしました。

ご自宅での療養を希望されたので、その後は何度かの心嚢水抜去を行い、初診より1ヶ月後に亡くなりました。

 

病理解剖などは希望されなかったので、診断は確定的なものではありませんが、悪性の心臓腫瘍であると推測しています。

また貧血も日々進行していったことから、精査は出来ませんでしたが、転移性の腫瘍とも考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ページトップへ

       

下野市・小山市の動物病院なら、ちょう動物病院へ

〒329-0413 栃木県下野市駅東7-1-31

診療対象動物は、犬・猫・うさぎ・ハムスター・小鳥です。

※その他の動物に関しましては、お問合わせください。

診療時間

【休診日】木曜、日曜午後、祝日(ただし急患のみ対応可能)
 ※受付時間は診療時間の10分前までです。

お問合わせはお気軽にどうぞ

【取り扱いペット保険】

anicomipetドコモのペット保険

各種クレジットカードに対応

各種クレジットカードに対応