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院長の症例紹介

手術症例:イヌ(Mixed) メス 11歳 腫瘤切除 血管周皮腫

院長の症例紹介 2016年09月22日

主訴は「以前よりお腹と後ろ足にしこりがあり、大きくなってきた」との事でした。

 

img_9395 腹部腫瘤(Φ30×39mm)

 

img_9396 右後肢腫瘤(Φ31×27mm)

 

来院時、どちらの腫瘤も3~4㎝ほどの大きさだったので、細胞診を行い原因を追及していきました。

 

img_9393 顕微鏡画像(腹部腫瘤)

 

細胞診で、腹部腫瘤については「脂肪腫」であることが判明しました。

 

img_9394 顕微鏡画像(右後肢腫瘤)

 

一方、右後肢腫瘤は明確な診断が出来なかったため、腫大傾向の場合は切除・病理検査をする事をご提案しました。

年齢や腫瘤の出来ている部位を考えると軟部組織肉腫の可能性があると考えましたが、腫大せずに本人も気にしていなければ切除はしないというご希望もありましたので、1ヶ月間は経過観察としました。

 

一ヶ月後の再診で、以前より1㎝腫大していた事と本人も舐めて気にしているとの事で切除をする事になりました。

 

medical_photo_d6de46ee-cc07-4b7d-8dae-5b81a0a3ad6a 切除前

 

medical_photo_6db36f3e-bd5c-45a4-8e2b-0daf61ce844a 切除後

 

切除手術に関しては、腫瘤は底部固着は無かったため予定より早い時間で切除する事ができ、麻酔覚醒も順調でした。

 

medical_photo_298d4e92-d2bc-4f50-bef5-fdd35ca5d262 切除部位

 

切除部位に関しては通常通り病理検査に提出しました。

 

1週間後の病理検査結果は「血管周皮腫」でした。

軟部組織肉腫の一種で悪性腫瘍です。

 

img_9412 高倍増の血管周皮腫

 

この腫瘍の特徴がこの写真のような渦巻き状構造です。

また腫瘍の中でも浸潤性が強い事が特徴でしたが、今回の症例では切除辺縁部に腫瘍細胞は無く、脈管内浸潤も認められませんでした。

組織学的グレート評価ではグレートⅠに分類され、転移率は7~13%とされているので、今後も経過観察は必要ですが、現在では通常の生活に戻っています。

 

今回は飼い主様が早期に手術を決断して下さった事で、浸潤も少なく、断脚という選択に至らなかった事で、QOL(生活の質)も維持できたと考えています。

そして遠位転移率は低いとされていますが、今後も予後を注意して診て行きたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

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